「結果が出ない原因は自分に探る」行有不得者、皆反求諸己

行いて得ざる者は、皆諸れ己に反求す

―行有不得者、皆反求諸己―

[原文](孟子 離婁章句上)
行有不得者、皆反求諸己
[書き下し文]
行いて得ざる者は、皆諸(こ)れ己に反求す
[原文の語訳]
行いにより得られるものがない者は、皆その原因を自分に求め反省せよ
[解釈]
行動によって臨んだ結果が得られない場合は、その原因を外ではなく自分にあると考えて分析、改善しなさいということです。
今日このまま繰り返しずるずるとただ頑張るよりも、切り上げてPDCAを回し明日新たに挑戦してみるのもよいのではないでしょうか。反省と分析を踏まえた上で考察をしながら眠ることで、睡眠中に新たな方法に閃くことがあります。
「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」という言葉もあります。結果が出ないのは外因ではないのです。
弓を射って的に当たらないのは風の影響かもしれませんが、その風を計算できてなかった自分に原因があるということです。授業で学んでない事項がテストで出題されても、テスト範囲に含まれているのであれば、学習していなかった自分がいけなかったのです。
営業成績が芳しくないのはライバル社の出現なのか、それとも…。
[参考]
行ふて得ざる者有らば、皆諸(こ)れ己に反求(はんきゅう)す。:世外桃源:So-netブログ

[人を動かす名言名句集―21世紀に生きる]

平成28年(2016年)9月1日からの今日の一言は「人を動かす名言名句集―21世紀に生きる」からの一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。

[中国古典一日一言]

平成27年(2015年)5月1日から平成28年(2016年)4月30日までの今日の一言は「中国古典一日一言」守屋洋(著)から、同月同日の一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。

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