「不安や心配ごとは元から断つ」抜本塞源

本を抜き源を塞ぐ

―抜本塞源―

[原文](春秋左氏伝 昭公9年)
抜本塞源
[書き下し文]
本を抜き源(みなもと)を塞ぐ
[原文の語訳]
木の根を抜き水源を塞ぐ
[解釈]
根本的に物事の原因を処理することで災いを根源から取り去ることです。
小手先の修繕だけでは同じ災いが再び起きる可能性があります。徹底的に取り除くことが大事です。
先始末をすることで後をの憂いを取り除くこともできます。後回しにすると後始末となって余計な労力を必要としてしまいます。
悩み事を細分化していくと、実は些細なことだったりします。大河も源泉をたどると僅かな水量だったりします。
緩和と制限・規制をバランスよく施し不安を一掃し、集中できるようにしていきたいものです。
[参考]
抜本塞源 – ウィクショナリー日本語版

[人を動かす名言名句集―21世紀に生きる]

平成28年(2016年)9月1日からの今日の一言は「人を動かす名言名句集―21世紀に生きる」からの一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。

[中国古典一日一言]

平成27年(2015年)5月1日から平成28年(2016年)4月30日までの今日の一言は「中国古典一日一言」守屋洋(著)から、同月同日の一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。

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