逸予は以て身を亡ぼす
―逸予可以亡身―
- [原文](新五代史)
- 逸予可以亡身。
- [書き下し文]
- 逸予は以て身を亡ぼす。
- [原文の語訳]
- 遊楽は自分の身を滅ぼす。
- [解釈]
- 楽ばかりしていると身を滅ぼすということです。
- 歴史でも苦労した先代から交代した二代目の放漫さに経営が傾いたという話はあります。
- 創業よりも守成のほうが難しいといわれますが、興した苦労を忘れて楽をしてしまっていると、あっという間に没落してしまうということですね。
- 実績があると、いつでもやり直せる、取り返せると気を緩めがちですが、その間に新たな脅威が出てきて取り返しがつかなくなる危険性があります。
- [参考]
- 漢文日録29.1.20
[人を動かす名言名句集―21世紀に生きる]
平成28年(2016年)9月1日からの今日の一言は「人を動かす名言名句集―21世紀に生きる」からの一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。
[中国古典一日一言]
平成27年(2015年)5月1日から平成28年(2016年)4月30日までの今日の一言は「中国古典一日一言」守屋洋(著)から、同月同日の一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。
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