人間何れの処か巉巌ならざん
―人間何処不巉巌―
- [原文](慈湖夾阻風)
- 人間何処不巉巌。
- [書き下し文]
- 人間何れの処か巉巌ならざん。
- [原文の語訳]
- この世は何処も険しい所である。
- [解釈]
- この世の中はどこも厳しく安息の地はないということです。
- 安息の地を求めるにしても、あえて険しい中を楽しみ進んでいくにしても、人は行動をするのです。行動しなければ状況は変わらないのです。
- 全てに満足ということはありません。どこかで不満点は出てくるものです。おそらくそれは欲から来るものでしょう。
- [参考]
- ティェンタオの自由訳漢詩 蘇軾115ー119 – 漢詩を楽しもう
[人を動かす名言名句集―21世紀に生きる]
平成28年(2016年)9月1日からの今日の一言は「人を動かす名言名句集―21世紀に生きる」からの一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。
[中国古典一日一言]
平成27年(2015年)5月1日から平成28年(2016年)4月30日までの今日の一言は「中国古典一日一言」守屋洋(著)から、同月同日の一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。
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