怒を止むるは詩に若くは莫し、憂を去るは楽しむに若くは莫し
―止怒莫若詩、去憂莫若楽―
- [原文](管子 内業)
- 止怒莫若詩、去憂莫若楽。
- [書き下し文]
- 怒を止むるは詩に若(し)くは莫(な)し、憂を去るは楽しむに若くは莫し。
- [原文の語訳]
- 怒りを収めるのに詩に及ぶものはなし、憂いを忘れるのに音楽に及ぶものはなし。
- [解釈]
- 怒っているときはポエムや本を読み、心配事や辛いことがあったら音楽を聴きなさい、それが最善の薬ということです。
- 「若(し)くは莫(な)し」は「及ぶものはない」という意味になります。
- 嫌なことがあったら現代ならば漫画やテレビ、カラオケや好きな音楽、ノリノリのコンサートといったものでストレスを発散しましょう。ただし娯楽といっても好きなチームのあるスポーツやギャンブルは逆にストレスが溜まる可能性があるので注意が必要です。
- 美味しいものを食べることで忘れるならば、グルメ本やメニューもそうですし、自然の音というのも癒やされますね。
- [参考]
- 止怒莫若詩去憂莫若楽 管子内業の書き下し文を至急教えてください – 怒を止むる… – Yahoo!知恵袋
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