酒に対しては当に歌うべし、人生幾何ぞ
―対酒当歌、人生幾何―
- [原文](短歌行)
- 対酒当歌、人生幾何。
- [書き下し文]
- 酒に対しては当(まさ)に歌うべし、人生幾何(いくばく)ぞ。
- [原文の語訳]
- 酒を前にしたらとことん歌うべき、人生はどれほどのものだ。
- [解釈]
- 人生がいくらのものか、酒を飲んだら気が済むまで歌おうではないかというこもです。
- 人生は短く儚いもの、怒りや鬱憤を晴らすにも無駄に時間を要するならば、せめえお酒を飲んで歌って発散しようということです。
- 花見や祭りのように僅かな時期や少しの時間しか楽しめないものもあります。人生の中でも数えるほどしか機会のないものであれば、機を逃すことなく謳歌したいものですね。
- 仕事の後の一杯はこんなところでしょうか。であれば、楽しいお酒にして愚痴り酒にならないようにしたいものですね。
- [参考]
- 短歌行 曹操 漢詩の朗読
[人を動かす名言名句集―21世紀に生きる]
平成28年(2016年)9月1日からの今日の一言は「人を動かす名言名句集―21世紀に生きる」からの一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。
[中国古典一日一言]
平成27年(2015年)5月1日から平成28年(2016年)4月30日までの今日の一言は「中国古典一日一言」守屋洋(著)から、同月同日の一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。
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