万事並ぶ歓ぶこと難し、達生幸わくは託く可
―万事難並歓、達生幸可託―
- [原文](斎中読書)
- 万事難並歓、達生幸可託。
- [書き下し文]
- 万事並ぶ歓ぶこと難し、達生幸わくは託く可。
- [原文の語訳]
- 全てのことを同じように歓迎することは難しい、できることなら生命の理に託したい。
- [解釈]
- 嫌なこと一つなく全て同じように喜びとして受け入れることは難しいので、可能であれば生命の道理にこの身を託すことできればと願うということです。
- 自分の思った通りに物事が動かない時が大半です。自分にとって喜ばしいことでなくても、それは流れとして受け入れることができる心をもちたいものです。
- 受け入れた中で次の機会には自分が描いたとおりに物事が動くにはどのような流れを釣っくればよいか考えるようにしたいものです。ただし流れは水のようにどのように形を変えるか分かりません。そこも理解しておく必要があります。
- [参考]
- 達生の理
[人を動かす名言名句集―21世紀に生きる]
平成28年(2016年)9月1日からの今日の一言は「人を動かす名言名句集―21世紀に生きる」からの一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。
[中国古典一日一言]
平成27年(2015年)5月1日から平成28年(2016年)4月30日までの今日の一言は「中国古典一日一言」守屋洋(著)から、同月同日の一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。
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