人に衣するは寒きに在り、人に食わするは飢えに在り
―衣人在寒、食人在飢―
- [原文](金樓子)
- 衣人在寒、食人在飢。
- [書き下し文]
- 人に衣(い)るは寒きに在り、人に食するは飢えに在り。
- [原文の語訳]
- 人にきせるのは寒いからであり、人に食べさせるのは飢えているからである。
- [解釈]
- 寒いから衣類を与え、お腹が空いているから食べさせるということで、困りごとに適切に対応するということです。
- 不必要な対応をしてしまうと、おせっかいになりかねません。過剰なサービスも考えものです。
- 要望に沿った適切な対応ができるようにしたいものです。アイデアは困ったところから生まれるのです。
- [参考]
- 金樓子 – 梁元帝, 蕭繹 – Google ブックス
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