天下理に常の是無く、事に常の非無し
―天下理無常是、事無常非―
- [原文](列子 説符)
- 天下理無常是、事無常非。
- [書き下し文]
- 天下理に常の是無く、事に常の非無し。
- [原文の語訳]
- 天下の真理も常に正しくなく、事も常に誤りでない。
- [解釈]
- 何事も常に正しいわけでなく、かといって常に誤りということもないということです。
- 組織でも、昨日まで正しいとされていたことが、方針転換により今日からは正しくないとなることがあります。
- 前例がないことは非常識とされがちです。昔の常識が現在では通用しないこともあります。
- 状況は常に変化するものです。アンテナを張って、社会の変化に柔軟に対応していく必要がありますね。
- [参考]
- 天下無常理 @ 道德經白話解—?學無憂 ::隨意窩 Xuite日誌
[人を動かす名言名句集―21世紀に生きる]
平成28年(2016年)9月1日からの今日の一言は「人を動かす名言名句集―21世紀に生きる」からの一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。
[中国古典一日一言]
平成27年(2015年)5月1日から平成28年(2016年)4月30日までの今日の一言は「中国古典一日一言」守屋洋(著)から、同月同日の一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。
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