朕常に此の三鑑を宝とす
―朕常寶此三鑑―
- [原文](唐書 魏徴伝)
- 朕常寶此三鑑、内防己過。
- [書き下し文]
- 朕(ちん)常に此の三鑑(さんかん)を宝とし、内(うち)己(おのれ)の過ちを防ぐ。
- [原文の語訳]
- 朕(ちん)は常にこれら三つの鏡を宝物として、自らの失敗を防いできた。
- [解釈]
- 三つの鏡、容姿を確認する鏡と歴史、人物によって自身を自制したということです。
- 「歴史を鑑みて」や「人は自分の鏡」という言葉があります。歴史を学んで失敗を繰り返さない、人の失敗談を教訓にするなど学べることは多いものです。
- 周囲を見渡してみると、お宝となる鑑はいたることろにありそうです。できれば三つともを持ち続けることができるように意識したいものです。
- [参考]
- 「三鑑(さんかん)」 ―鏡って三つもいるんだね― ( その他政界と政治活動 ) – paxchinaのブログ – Yahoo!ブログ
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