騏驥長く鳴けば、則ち伯楽其の能を照らす
―騏驥長鳴、則伯楽照其能―
- [原文](三国志 魏書 陳思王植伝)
- 騏驥長鳴、則伯樂照其能。
- [書き下し文]
- 騏驥(きき)長く鳴けば、則ち伯楽(はくらく)その能を照らす。
- [原文の語訳]
- 駿馬が長く鳴けば、それで伯楽は能力を見極めることができる。
- [解釈]
- 一つの所作だけで、その実力を見極めることができる。つまり人物眼や千里眼に優れているということです。
- できる人は他の人を見ているときでも、従事に直結するとは考えられない部分でキラリと光る何かを見出す能力に長け、それを効果的に従事に用いて開花させるアイデアも持ち合わせているのです。
- 埋もれた人材を発掘する人はどこで観ているか分かりません。見出されるチャンスはいつどこで巡ってくるかわからないものですから、何事にも手抜きをせずに取り組みたいものです。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
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