丹を磨くなりとも、赤を奪うべからず
―丹可磨也、而不可奪赤―
- [原文](呂氏春秋)
- 丹可磨也、而不可奪赤。
- [書き下し文]
- 丹を磨くなりとも、赤を奪うべからず。
- [原文の語訳]
- 丹砂は磨かれても、その赤色が失われることはない。
- [解釈]
- 小さな丹砂はどんなに磨いても赤色を失うことはないということから、本質を失わない、本質が大事だということです。
- 考えの本質を失わなければ軸がブレることはありません。また削られることで本質が更に際立つこともあります。
- 素材の良さを活かすことが大事ということですし、人材も資質が重要ということです。
- [参考]
- 嫌われ者の挽歌 – 曹丕:器用貧乏の皇帝陛下(4)|鸞鳳の道標
[人を動かす名言名句集―21世紀に生きる]
平成28年(2016年)9月1日からから平成29年(207年)6月15日までの今日の一言は「人を動かす名言名句集―21世紀に生きる」からの一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。
[中国古典一日一言]
平成27年(2015年)5月1日から平成28年(2016年)4月30日までの今日の一言は「中国古典一日一言」守屋洋(著)から、同月同日の一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。
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