潜む龍は以て徳成るを見せず
―潜龍以不見成徳―
- [原文](三国志 魏書 管寧伝)
- 潛龍以不見成德。
- [書き下し文]
- 潜む龍は以て徳成るを見せず。
- [原文の語訳]
- 潜んでいる龍は道徳を備えていることを表さない。
- [解釈]
- すでに完成された道徳を備えているが、まだ世に出ていないのであれば、むやみに表立ってはいけないということです。
- たとえ善意での言動であっても、任されていない役割のもとでは越権行為となってしまいかねません。
- 完成された製品でも発表前であれば口に出してはいけない。フライングしたことで思わぬ禍いを招く危険性があります。
- 出番がまわってくる時のために準備をし、不用意な言動で機会を逸しないように注意したいものです。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
#三国志 #正史三国志 #魏書 #蜀書 #呉書 #今日の一言 #管寧
[ad#book]
コメント受付中です どなたでもコメントできますがスパム対策を施しています