「足りない部分を把握し対処する」紹有十敗、公有十勝

紹は十敗を有し、公は十勝を有す

―紹有十敗、公有十勝―

[原文](三国志 魏書 郭嘉伝)
紹有十敗、公有十勝
[書き下し文]
紹は十敗を有し、公は十勝を有す
[原文の語訳]
袁紹は十の敗因を有していて、公(曹操)は十の勝因を有している
[解釈]
敵方の袁紹と当方の曹操を比較し、相手より優れている点が十あるということです。
孫子の「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」です。冷静に分析できれば戦況の優劣を判断することができるのです。
勝因は偶然でも、敗因は必然と言います。いかに敗因を事前に摘み取ることができるかで勝敗に多く影響してくるのです。
まずは相手との差、自分が劣っている部分をしっかりと把握し、その上で不足分を充足させるか、他でカバーするか適切に処理できるようにしたいものです。
[参考]
中國哲學書電子化計劃字典

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