一日敵を縦すは、数世の患い
―一日縦敵、数世之患―
- [原文](三国志 魏書 郭嘉伝)
- 一日縱敵、數世之患。
- [書き下し文]
- 一日敵を縦すは、数世の患い。
- [原文の語訳]
- 一日でも敵を許しておくことは、数世までの患いである。
- [解釈]
- たとえ一日でも敵を好きにさせておくと、後世までの災いの種になるということです。
- 相手も見えないところで努力しているかもしれないと考えると、こちらも一日として無駄に過ごすことはできません。早めに相手を倒すよう励まなくてはいけません。
- 人でなく物事でも放置しておくことで小事が大事になってしまう危険性があります。気がついたら放置せず早めに対処するように心掛けたいものです。
- 「明日やろう」という気の緩みが延々と続き、いつまでたっても取り組めないようではいけません。たとえ少しだけでも手をつけておくようにしましょう。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
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