於いて竈に媚びず
―不媚於竈―
- [原文](三国志 魏書 杜畿伝)
- 不媚於竈。
- [書き下し文]
- 於いて竈(かまど)に媚びず。
- [原文の語訳]
- 竈(かまどの神)に媚びない。
- [解釈]
- 竈(かまどの神)は二人いて、奥に祀られる決定権を持つ人と、前段階にいる実際の竈にいる実権を握っている人、この竈にいる人物を通さなければ決定段階まで行くことすらできない。その実務者に媚びないということです。
- 取引先で有利に事を運ぶために、担当者に優遇して上司に対して便宜を図ってもらうようなことはしないとうことです。
- 常連客や大手の取引先の担当者にばかり贔屓しないように注意しなくてはいけませんね。過度になると贈収賄の罪にも問われかねません。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
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