燈火に親しむ
―親燈火―
- [原文](三国志 魏書 杜畿伝)
- 親燈火。
- [書き下し文]
- 燈火に親しむ。
- [原文の語訳]
- 燈火を頼りにする。
- [解釈]
- 灯りを頼りに夜遅くまで仕事に励むということです。
- 熱中すると時間も忘れるものです。灯りを友として、ふと気づいたら外はうっすらと明るくなってきているなんてことも。
- 受験シーズンともなれば、夜遅くまで勉強する受験生も多いはずです。スマホやタブレットでは端末自体が発光するのでこのような表現はできないですね。
- 今回は夜遅くまで政務に励んでいるのに治世が改善されない苦しさからの一文です。仕事で悩むことがあっても、疲れた頭や精神状態では改善策はなかなか出ません。そういう時は思い切って寝てしまう方が、意外と翌日に改善策が浮かぶものです。
- 残業することが必ずしも美学ではありません。切り上げることも明日に向けて必要です。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
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