「時世に応えることが責務」應天塞變、乃實人事

天に応じ変を塞ぐは、すなわち人事の実りなり

―応天塞変、乃実人事―

[原文](三国志 魏書 蔣濟伝)
應天塞變、乃實人事
[書き下し文]
天に応じ変を塞ぐは、すなわち人事の実りなり
[原文の語訳]
天の意志に応じて異変を止めるのは、それこそ人がするべき実務である
[解釈]
天の意志にそって正常化することが人のすべきことである。つまり意志に反するようなことはすべきでないということです。
自然と共存し、人災となるような災害の要素を作り出してはいけないということです。万が一、災害が起きてしまった場合は速やかに減災や防災に努めなくてはいけません。
時世に反するようなことが起きてしまった場合は、組織は改善をする責任がありますし、時勢を逆行するようなことを組織のトップではない役職の人が安易に決定、実行してはいけません。
時世に応えることが組織や人としての責務ということです。
[参考]
中國哲學書電子化計劃字典

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