歩歩稽留
―歩歩稽留―
- [原文](三国志 魏書 倉慈伝)
- 歩歩稽留。
- [書き下し文]
- 歩歩稽留(けいりゅう)。
- [原文の語訳]
- 一歩一歩立ち止まる。
- [解釈]
- 別れを惜しむ人々に道を遮られ、一歩進むたびに立ち止まり、なかなか先に進めないということです。
- 異動や転勤の季節となると送別会が開催され、特にできる人は部下や同僚から別れを惜しまれるものです。
- また転職や独立など、できる人は次のステップに進むことを考えていると周囲から引き止められるものです。しかし決すべきは自分であり、自らの成長や社会へのさらなる貢献を考えるのであれば、求めに応じることはする必要はありません。
- 周囲の引き止める気持ちもわかりますが、本人のため、また残されたメンバーで抜けた穴をどう補っていくか早々に気持ちを切り替えて、考え行動を起こす機会でもあります。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
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