その魁が当を得る、これを用いて何と為すや
―当得其魁、用此何為邪―
- [原文](三国志 魏書 張郃伝)
- 當得其魁、用此何為邪。
- [書き下し文]
- その魁(かい)が当を得る、これを用いて何と為すや。
- [原文の語訳]
- 魁(かしら)を破ることこそが目的、この結果が何になるのか。
- [解釈]
- トップの首を獲ることが目的であって、現在の結果は何の成果にもなっていないということです。
- 劉備は張郃を破ることを目的としていて、もともと軽視していた夏侯淵を破ったところで何の成果にもならないと言ったとされます。
- 優勝を目指しているのだから、準決勝でさえ勝利を収めたところでまだまだということです。
- トップを目指すことは大事なことです。そのためにはいくつかの壁を乗り越える必要もでてきます。そんな時でもこんな気概を持って挑みたいものですが、破った相手にも敬意を払うことは忘れないようにしたいものです。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
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