「相手が無謀と思えても軽視しない」當虓虎之師

虓虎に師をあてる

―当虓虎之師―

[原文](三国志 魏書 張郃伝)
當虓虎之師
[書き下し文]
虓虎(こうこ)に師をあてる
[原文の語訳]
勇猛な虎に軍を向ける
[解釈]
師は軍・いくさという意味もあることから、勇猛な将に対して相手軍が攻撃を仕掛けてくる、つまり相手の無謀さ、命知らずさというということです
一方でそれだけ勇猛であっても決して奢ることなく、しっかりと防御することを忘れてはいけません。
格下相手との試合で余裕をもつことも必要ですが、度合いが過ぎると思わぬ痛手を被ることがあります。
無謀とも思える相手の攻めの中に、こちらの隙を突く作戦を含んでいる可能性もあります。相手に敬意を払うことを忘れなければ軽視することもないはずです。
[参考]
中國哲學書電子化計劃字典

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