「いかに自分の策を採用してもらうか」高鳥未挂於輕繳

高鳥に於いては未だ軽く繳に挂からず

―高鳥未挂於軽繳―

[原文](三国志 魏書 陳思王植伝)
高鳥未挂於輕繳
[書き下し文]
高鳥に於いては未だ軽く繳(いぐるみ)に挂(か)からず
[原文の語訳]
上空にいる鳥はいまだ軽やに飛び続けいぐるみ(矢に糸をつけて鳥を射る道具)にかかっていない
[解釈]
上を行くものは自由気ままに動き続け、こちらから捉えることができない。こちらが捉える術を持たないということです。
貢献したい志や打開策があるにも関わらず、採用されない苛立ちでもあります。
捉えたいものを後追いしても追いつくには相手以上に速く進む必要があります。それならば、先回りをして迎え撃ったり側面を襲うことが勝ちにつながるものです。
また相手を負かす策を練るのと同じように、その策を採用してもらえることも大事です。いかにトップや上司に策を採用してもらえるか、伝え方を意識したいものです。
[参考]
中國哲學書電子化計劃字典

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