「小さなことを極端に大袈裟にしない」千鈞之弩は鼷鼠の為に機を発せ不

千鈞之弩は鼷鼠の為に機を発せ不

―千鈞之弩不為鼷鼠発機―

[原文](三国志 魏書 杜襲伝)
千鈞之弩不為鼷鼠發機
[書き下し文]
千鈞の弩は不鼷鼠(けいそ)の為に機を発せず
[原文の語訳]
千鈞もある重厚な弩を、鼷鼠(はつかねずみ)に向かって発射することはしない
[解釈]
小さなはつかねずみに対して強力な武器を使うことはしない。小さなことに対して大袈裟に扱う必要はないということです。
現場の臨機応変で柔軟な対応ができれば簡単に事足りることを、わざわざ上の決済を受けるまで大きくするべきではないことがあります。確かに小事が大事ということもありますが、
念には念を入れてということも必要ですが、時間と人員をかけると、それだけ漏洩や誤解、ミスが発生する確率も高くなります。どこまでの取扱にするか判断は難しいこともありますが、何事もできるだけ簡素化できるようにしたいものです。
[参考]
中國哲學書電子化計劃字典

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