氷を挟み温さを求める
―挟氷求温―
- [原文](三国志 魏書 高柔伝)
- 挾冰求溫。
- [書き下し文]
- 氷を挟(わきばさ)み温さを求める。
- [原文の語訳]
- 氷を脇に抱きかかえながら温かさを求める。
- [解釈]
- 冷たい氷を抱えているのに温かいものを求める。望むことに対して反対の行動をしているということです。
- 早く取り掛からなくてはいけないのに、いつまでも他事をやってグズグズしていたり、人脈を広げたいと願いながら、内向的でなかなか人と交流しないといったところでしょうか。
- 目標を達成するためには必要な行動をとることは当然です。言っていることとやっていることが相反するようでは、いずれ誰も助けてくれなくなってしまいます。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
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