一日敵を縦せば、数世の患い也
―一日縦敵、数世之患也―
- [原文](春秋左氏伝)
- 一日縦敵、数世之患也。
- [書き下し文]
- 一日敵を縦せば、数世の患い也。
- [原文の語訳]
- 一日敵をゆるせば、数世の禍根となる。
- [解釈]
- わずか一日でも敵を討つ手をゆるめれば、数世の後まで禍の原因となるということです。
- 追撃の手は途中で緩めてはいけません。余裕やスキを見せると逃走や反撃など、相手につけこまれる可能性がうまれます。
- 調子が良いときに慢心して甘んじるのではなく、停滞したときのため、できればしないための次の一手を打つことを考えなければいけません。
- [参考]
- 一日敵を縦せば数世の患い:ことわざマスター
[人を動かす名言名句集―21世紀に生きる]
平成28年(2016年)9月1日からの今日の一言は「人を動かす名言名句集―21世紀に生きる」からの一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。
[中国古典一日一言]
平成27年(2015年)5月1日から平成28年(2016年)4月30日までの今日の一言は「中国古典一日一言」守屋洋(著)から、同月同日の一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。
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