志士は乱に探さず以て幸を徼める
―志士不探乱以徼幸―
- [原文](三国志 魏書 董昭伝)
- 志士不探亂以徼幸。
- [書き下し文]
- 志士は乱に探さず以て幸を徼める。
- [原文の語訳]
- 志のある士は騒乱の中に偶然の幸せを求めない。
- [解釈]
- 真に志をもつ人は、騒乱に乗じて偶然の幸運を求めようとしないということです。
- 正々堂々と戦いを挑んで、あら探しをして秘かに漁夫の利を得ようとしない考えないものです。
- 何にしようか悩んでいる人に、その人のためでなく自らの利益のために粗利の高いものや高額なものを薦めるようではいけません。
- トップが他を非難することに同調しただけで、自ら具体的に発起することなく同志としてだけで地位を得たのでは、いずれ化けの皮が剥がれるものです。
- 良くも悪くも自軸がしっかりしている人は、風まかせの離合集散には同調しないものです。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
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