長を挟まず、貴を挟まず、兄弟を挟まずして友たり
―不挟長、不挟貴、不挟兄弟而友―
- [原文](孟子 万章下)
- 不挟長、不挟貴、不挟兄弟而友。
- [書き下し文]
- 長を挟まず、貴を挟まず、兄弟を挟まずして友たり。
- [原文の語訳]
- 年齢の差を気にせず、身分の差を気にせず、上下関係を気にしないのが友である。
- [解釈]
- 友というのはお互いの立ち位置は関係ないということです。
- 本来「一人の人として」尊重しあえば、相手を見下したりすることは簡単にはできないものです。
- 自分の力量をわきまえず、リーダーシップもないのに兄貴分だトップだと言っている人には、付き合い上の友しかいなくて、片思いの親友しかいないのです。
- 友達のような親子関係も、子はもちろん親も子を人として正しく尊重し、互いに対等に間違いを諭せる関係であるのです。
- [参考]
- 友の孟子的見方 – 太 極 拳 最 高
[人を動かす名言名句集―21世紀に生きる]
平成28年(2016年)9月1日からの今日の一言は「人を動かす名言名句集―21世紀に生きる」からの一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。
[中国古典一日一言]
平成27年(2015年)5月1日から平成28年(2016年)4月30日までの今日の一言は「中国古典一日一言」守屋洋(著)から、同月同日の一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。
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