韋を佩びて以て自を緩める
―佩韋以自緩―
- [原文](三国志 魏書 徐弈伝)
- 昔西門豹佩韋以自緩。
- [書き下し文]
- むかし西門豹は韋(なめしがわ)を佩(お)び以て自を緩める。
- [原文の語訳]
- むかし西門豹はなめした革を腰に下げて自分の厳しさを緩めた。
- [解釈]
- 自分の厳しさを戒めるために、手の届くところになめした革(鞣し皮)を装備し自戒したということです。
- 「柔よく剛を制す」にも繋がります。厳しすぎると反発を招く危険性もありますから柔軟性を意識することも必要です。
- 目につくところや手を触れるところに目標や自戒の念を明示することで、折に触れて思い返すようにしたいものです。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
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