画像内の文字列でもスマートフォンの画面幅に合わせて改行するレイアウト再構築技術を試してみました

所有している書籍をスマホでも読めるように、デジカメで撮影しています。
「自炊」となるとOCR機能のついたスキャナを使って、できあがったファイルはテキストで構成されるのですが、そこまでする必要もないかな?と思ってデジカメで撮影して「画像」として保存してます。
ただ、いざ読もうと思うと、文字が認識できるように画像を大きするとスマホの画面では幅が足りなくなります。
なので縦に行をすすめる前に、左右にもスライドしないと一行を読めません。
新聞などの一行の文字数が少なくて縦書きであれば難はないのですが、一般書籍となるとそうはいきません。
「なんとかならないかなぁ」と思っていたところに紹介されたのがこの”GT-DocumentLite for Dropbox“です。

通常、スマートフォンなどで横書きの文書画像を拡大すると、画面を縦・横にスクロールしながら読まなくてはなりませんが、この技術では、端末の画面サイズに合わせて自動的に改行位置を調整するので、縦スクロールのみで文書を読む事ができます。この技術は、Androidアプリ「GT-Document Lite for Dropbox」の機能として試すことができます。現在は、横書きのみですが、今後は縦書きにも対応する予定です。

さっそく試してみました。

Dropbox自体を使ったことがなかったので、まずDropboxダウンロードして同時にアカウントを取得、ついでにスマホ版もインストールしておきました。
Dropboxの設定を完了して、引き続きgoogle playサイトからGT-Document Lite for Dropboxをインストール。
初めて起動すると入力する画面がでてきますが、最初のアカウント名は任意で、二段目のユーザIDと書かれているところにはDropboxに登録したメールアドレスを入力します(表現が分かりにくいですね)、三段目はパスワード。

そして起動するとDropboxのフォルダ画面が出てきます。
適当なファイルを読みこませると…あれ?変更されていない???

どうもそのままでは変更はしてくれず、画面をダブルタップをすると処理をしてくれます。
PDFを使ってやってみましたが、段組になってないレイアウトの一部でも解析出ずにエラーが出たり、段落幅によっては細かく分けられてしまい、その都度、ダブルタップで次の段落を指定しないといけないという不便さがありますが、確かに文章が画面幅に収まり、文字サイズを大きすると自動的に修正され、その観点では非常に読みやすくなります。
あとは次の段落やページヘもフリップで移動できるといいと思うのですがそれもできません。
本文の下の段落プレビューで表示したい段落をクリックする必要があり、細分化されていると思ったように読みたい段落が指定できずイライラします。
段落としての許容設定もできるようになると快適になると思うので、今後のバージョンアップに期待です。

GT-Document(GTドキュメント)/セキュリティ重視型ドキュメントビューア : GT-DocumentLite for Dropbox | 富士フイルム
http://fujifilm.jp/business/imaging/keitai_service/gt-document/promotion/api.html

画像化された文字をスマートフォンの画面サイズに合わせて改行するレイアウト再構築技術 | エンタープライズ | マイナビニュース.

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