名古屋市緑区の地域ポータルサイト なるみパラダイス 地域情報発信と情報アーカイブとコミュニティスペース 鳴海・有松・大高・桶狭間・徳重・滝ノ水の地域情報など
当サイトの情報更新は令和4年9月中旬から主にWordpress版で行っています。
対象モジュール | 緑区カレンダー |
件名 | 桶狭間古戦場保存会発足式 |
要旨 | 2010年に桶狭間の戦いから450年を迎えるのを前に、記念碑や史跡施設の建設などを進めることが目的で、桶狭間の戦いを学ぶ会が中心となって発足 |
名古屋市緑区有松町の住民らが9日、地元にある桶狭間の戦いの跡を広くPRしようと、「桶狭間古戦場保存会」を発足させた。この日、同町の公民館で設立総会が開かれ、同保存会に約230人が参加してスタートすることが確認された。2010年に桶狭間の戦いから450年を迎えるのを前に、記念碑や史跡施設の建設などを進め、観光地として売り出したいとしている。
桶狭間の合戦について、古戦場所在地が有松町と豊明市の2説あるが、史料が乏しく、いまだ史実が定まっていない。豊明市の古戦場伝説地が国から史跡指定を受けているのに対し、字名にも「桶狭間」と付いている有松町の古戦場跡地は知名度で遅れをとっていた。
そこで、同町では、有松絞りや東海道の町並みに、古戦場跡を加えてPRし、歴史的な町を全国に売り出そうと、約1年前から、「桶狭間の戦いを学ぶ会」が中心となり、同保存会の発足準備を進めてきた。
この日の会合では、「信長の勝因」と題した郷土史家・梶野渡さんの講演や、桶狭間への思いを込めたオリジナルソングなども披露された。
今後、保存会では、歴史をテーマにした講演会などイベントを積極的に開いていく予定。
会社員は「戦の名前は有名だが、合戦の内容はよく知られていない。地元から歴史の面白さを発信できれば」と期待を込めていた。
愛知 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aichi/news/20080309-OYT8T00675.htm