名古屋市では、平成11年2月の「ごみ非常事態宣言」以降、プラスチック製容器包装・紙製容器包装などの資源収集を始めとする様々な取り組みを、市民・事業者のご協力、保健委員をはじめとする地域役員の皆さまの献身的なご尽力により進めてきました。
おかげさまで、かつては右肩上がりに増加し続け、平成10年度にはおよそ100万トンまで達していた「ごみ処理量」は7割にまで減少し、「資源分別量」についても3倍に増加しました。あらためて、皆さまに感謝申し上げます。
このような皆さまとの協働による大きな成果を、「循環型社会」をめざす第2ステップへと結びつけていくため、新たに「名古屋市第4次一般廃棄物処理基本計画」を策定しました。今後は、基本計画にある「ごみも資源も、減らす、生かす」という基本方針に基づいて、「発生抑制」「分別徹底」「循環処理」の優先順位を踏まえて、施策を展開していきます。
この「名古屋ごみレポート'08版」は、「ごみ非常事態宣言」後の取り組みの成果をご報告するとともに、今後の循環型社会に向けた取り組みについてとりまとめています。
本書が、本市のごみ・環境問題に対する皆さまの理解と関心を深めるうえで少しでも役立ち、「環境首都なごや」を実現していく一助となれば幸いです。
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名古屋市:名古屋ごみレポート'08版(名古屋市政)
http://www.city.nagoya.jp/shisei/jigyoukeikaku/gomi/report/2008/nagoya00067439.html