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【市長】平成22年1月4日 市長年頭記者会見

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なし 【市長】平成22年1月4日 市長年頭記者会見

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 .2 | 投稿日時 2010/1/6 17:16
narupara  管理人   投稿数: 7555

【市長】平成22年1月4日 市長年頭記者会見の内容です。


この記者会見に関するコメントは
[なるぱら]平成22年1月4日 市長年頭記者会見
http://www.narupara.com/modules/x_movie/x_movie_view.php?cid=2&lid=103
のコメント投稿をご利用ください。このページへの投稿は管理人のみとなっています。

会見事項
・新年のあいさつ
・名古屋開府400年祭
名古屋開府400年祭

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あけましておめでとうございます。正月も越えまして、雪が降りまして、珍しいことでした。今年もひとつよろしくということで。

去年は、日本初の減税が名古屋で成立しまして、国は相変わらず消費税増税の時期を模索しているような話で、いかに名古屋の政治が素晴らしいかということを、日本に向けた発信できたと思っております。地域委員会もモデル実施に向けてやっているところです。

今、歩きながら考えたのだけど、We are public servant、英語で申し訳ないですが、これがやっぱり名古屋市役所のみんなの心に刻まなかん事だと思うんですけど。公僕というのは、よく私が言っていますが、誤訳説があって、「公」は公家の「公」と同じです。だから、パブリックサーバントのほうがパブリックサーバント性を強く言うということで。サーバントはスレイブとは違う、奴隷とは違いまして、非常に誇りのある言葉です。よう考えて、今気付いたことは、名古屋が何をやろうとしているか、新しいパブリックをつくっていく作業をやっているというふうに深く思い至りました。歩きながら。「民主主義発祥の地ナゴヤ」というのが展開されていくと思いますので、ぜひ市民の皆さんも、ひとつよろしくお願いしたいということです。

もうひとつは、あんまり市役所のことを言っていてもいかんですけど、大いに人件費を減らしながら、減税の、市民の皆さんのところへ返していく。また、医療等もそうですけど、職員の皆さんが一肌脱ぎながらサービスしていくということですので、誇りを持って、名古屋市職員の皆さんも名古屋の街を、あんまりいばってもらってはいかんですけど、いばるようなことではありません、歩いていただきたい。また、「歴史に残る街ナゴヤ」、「歴史に残る名古屋市役所」と言えるように築いていくということです。

COP10もありますが、「住んでちょうナゴヤ」、これは大キャンペーンを展開します。ポスター等、特に東京圏を集中にして、1人でもぎょうさんの人が名古屋に住んでもらわんといかん。なんでだと、それは市民税が1割安いから。商売で言うと、ごく当たり前の論理なので、政治のイノベーションとしては、まさに画期的だと思います。こういう議論なくして、国が増税の議論をしているのは、何かしらん。よう訳がわからんです、政治の役割が。税金を減らさないような政府は、辞めてもらってもいいです。そんな気がします。

ということで、名古屋がいよいよ日本をリードしていく、まさにリードしていくということになると思います。日本最高のジャーナリストであられます皆さんにおかれましては、一層の国民の知る権利にご奉仕をいただくように、ひとつお願いしたいと思います。

年頭ですので、今日は、議長、副議長さんのほうからも、お言葉を賜りたいと思います。よろしくお願いします。

(議長)

あけましておめでとうございます。今、市長さんから縷々(るる)お話があったのですが、昨年中は私自身も、84代の議長という大変なお役に就きまして、半年間過ぎたわけですが、議会改革とかいろんなことで皆さんとは接触する機会が非常に多かったと思ってます。今年はいよいよ議会改革についても、何らかのかたちを残していきたいと思ってます。大変な年になりそうですね、という年賀状をたくさんいただきました。ですから、ここは一番しっかりとした議会改革の案を出していき、また、基本条例をつくっていくということですので、これも他の都市に負けない条例にしていきたいと思っています。

明日、まず3回目の研究会がありますので、そこでも相当に突っ込んだ議論がなされると期待しています。また、そういうようなところで、副議長さんとともに、名古屋市がよくなっていけばと、念頭に置いてしていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。市長さんが言われましたように、10%の減税とかいろんなことで議会がチェックしていく、その機能を発揮するという1年になっていくと思っていますので、その点もしっかりやっていきたいと思います。以上です。

(副議長)

新年あけましておめでとうございます。クラブの皆さんはいいお正月を迎えられたことと思いますが、昨年は4月以降、皆さんにたくさん報道していただきました。おかげさまで議会も本当に活性化してきたなと思っています。まずは昨年のお礼を申し上げたいと思っています。

それから今年は、先ほど議長さんが話をされたように、議会改革、基本条例、これをやっぱりきちっと仕上げていかないかん、そういう年になるだろう、しなきゃいかんと思っております。ただ、今まで議員だけで議論をしてきた私どものところから、ころっと大きく変わりまして、マスコミさんが入る、市民も一緒になって議論をする、こういうことになってきたわけです。そうすると、だいたい自分でスケジュールを組んでいたところから、やっぱりいろんな市民の声を聞いてくると、想定外の発言、想定外のことが出てくるわけです。これを取りまとめていくのは本当に大変だなと思っています。

すでに議長さんから話があったように、この条例をつくるということは、愛知県、東海だけではなくて、全国的に、名古屋市の基本条例が大きく話題になるだろう。私らが想像しているより大きな広がりを見せているので、非常に責任重大だなと思っております。その責任を果たすべく一生懸命、議長さんの補佐役を務めていきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いします。

(市長)

こちらからもうちょっと。先ほどの補足ですけど、減税のことも言いましたけど、これは税金が市民に戻るということですので、市民の皆さま方におかれましては、一杯飲むのも結構ですし、孫のお年玉も結構ですけど、もうひとつ、社会的に寄付をするという大きな道があります。生活支援も当然ですけど、ぜひ、みんなで世のため人のために生きるというのは、なかなか人間年をくってくるばかりでないですけど、非常に人間、あの世に行く前にええことなんですわ。ぜひ市民の皆さんのおかれましても、減税分は、税金であったお金ですので、ぜひ、できましたらですけど、強制はできません。その代わり受けるほうは全部公開をしていかないかん。システムを整えますけど。社会的活動ですね、身近でお子さんのこととか、お年寄りのこととか、文化活動、当然福祉、何でも結構ですので、そういうお金に寄付する時代ができてこれば、非常に素晴らしい。それに地域委員会がちょうど両輪になると、本当に民主主義発祥の地と。住民分権ですね。主権在民ですわ。それが日本で初めて実現されていく。新しいパブリックがつくられていくということですので、ぜひ、名古屋市民の皆さんもひとつよろしくお願いしたいと思います。

400年祭についても言っといてちょうとのことです。雪の中をやらさせていただきまして、なかなかライトアップしまして、きれいでした。はち丸ちゃんも結構人気があるようでして、これもまた結構だなと。今年、名古屋開府400年祭イベントガイドが発行されます。皆さんのお手元にあると思います。無料です。「歴史のある街ナゴヤ」、もうひとつ進んで熱田神宮の1900年まで入れますと、日本で最も歴史のある大都会は名古屋だということになるので、大いに、文化的にも盛り上げていきたい。一般的なハコモノではなく、こういうことでやるのはなかなか素晴らしいことなので、楽しみにしています。

あと、今、計画をしておりますが、各学区で10名ほど、264学区ありますので、2,640人になりますけど、地域の埋蔵金を、前から埋蔵金探しと言っていますが、これを大いにやっていこうと。市のほうから、1人2人を派遣しまして、名古屋はあまりないと思いますが、地域の民話だとか、ここに誰々が住んでいたとか、今でも歴史的建造物がこうであるとか、ちょっとした昔の街道なんかもいいですよ。そういうのを学区で、みんなで、総ざらい発掘してみると。ついては、史跡表札を検討しておりましたが、今もありますけど、あれはあれですが、ちょっと色気がないので、昔の尾張名所図会(おわりめいしょずえ)とか、戦後の写真でもええんですけど、ちょこっとした路地の昔の写真とか焼け付けたもので、名古屋はたまたま歩道が広いですから、そういうところ、いろんなところに置いて、「地域を歩くだけで楽しくなる街ナゴヤ」と。そういう大発掘作業をやっていきたいと思っております。

上海万博もありまして、8月の名古屋ウィークに市民の皆様16チーム約320人が参加しますので、大いにアピールしてもらいたいと思います。COP10には193の国と地域、8,000人もの方がおみえになるということです。

3日に、おかげ様で、公務で大変ありがたかったんですけど、国立劇場に行かさせていただいて、菊五郎さんの「旭輝黄金鯱(あさひにかがやくきんのしゃちほこ)」を、ええとこで観させていただいて。なかなか今、歌舞伎も高いので行けんのですけど、ご招待で、誠に申し訳ありませんが、ええ思いをさせていただきました

東京の国立劇場で1ヵ月通しでやられるようですけど、名古屋開府400年は、そういう面でも注目されているのは、ええことではないかと思いました。最後の幕が印象的でした。同時に、天守閣の木造復元を早くやらないかんなという気持ちを、さらに強くしたということです。

ぜひ、「歴史に残る街ナゴヤ」を。偉い様のテープカットだけでは、わしはあまり興味がありません。先ほど言ったように、学区中の探検隊を地元の人につくってもらって、そこに役所の1人2人行きまして、身近な学区でいろんな歴史のよすがを発見していきたいと思っています。

最後ですが、平成22年、名古屋の皆さんにとって、民主主義発祥の地、減税にもなりますし、ええ街に住んでよかったなと。反対に名古屋以外の方、住んでみたいな名古屋へと、そういう街になるように、市役所一同、心に刻んで必死に努力してまいりますので、よろしくお願いしたいと思います。

それから、議会改革につきましては、私も61歳になりまして、やっぱり議会が最高権力者ですので、ここをどういうふうにつくるかは、日本の社会をつくる基本的な大命題です。今いる人がいい悪いでなくて、戦後、連合軍が、マッカーサーが、税金による職業化議員を許したわけです。わざわざ、法律につくってまで。その時代は、私はもう終わったのではないかと。だから、私はですよ、政治というのは、やっぱりボランティア化していって、なるべく早く変わっていくと。いろんな人が議員になれる。ちょっと時間がかかりますけど、税金ではなくて寄付金でやっていけるようにすると。そういういい議員がもっと光るようにすると。党議拘束なんて、当然禁止しないと駄目です。

だから、そういうシステムがいいのか。それとも今までどおりの連合軍の置きみやげですけど、税金で身分保障された議員がいいのか。党議拘束で右倣えになる議員がいいのか。その大命題を外連味(けれんみ)なく、名古屋の議会に提出したい。そこで大議論を展開して、大いに日本中での、政治がどうあるべきか問うことを議論したいと思っています。
以上です。

質疑応答
※項目の後の時間表記は、動画における質問開始時間の目安です。

1.職員の人件費カットについて (16分20秒頃)
2.議会改革の今年一番の課題について (17分40秒頃)
3.二大公約における実際の作業の難しさについて (19分25秒頃)
4.(議長への質問)議会改革の理念について (21分35秒頃)
5.保育園の待機児童対策について (25分50秒頃)
6.陽子線がん治療施設建設の決断について (28分35秒頃)
7.COP10への意気込みについて (32分40秒頃)
8.今年の意気込みについて (34分00秒頃)
9.(議長への質問)議会の発信力の強化について (35分00秒頃)
10.(議長への質問)議会改革について (36分40秒頃)

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名古屋市:平成22年1月4日 市長年頭記者会見(市長の部屋)
http://www.city.nagoya.jp/mayor/kaiken/h21/nagoya00076061.html

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