名古屋市議会の最大会派「減税日本ナゴヤ」は十七日、全六会派の団長幹事長会議で、当て逃げ容疑事件で除名した河合優議員(47)=緑区=に対する議員辞職勧告決議案の提出を決めたことを報告し、各会派の賛同を得た。減税日本ナゴヤは二十四日の団長会議で、田山宏之副議長を除く所属全議員の署名入りの草案を提出する。
今後決議案は、全議員参加の議員総会か、九月定例会の議案として中川貴元議長に提出されるが、具体的対応は、二十七日に予定されている議会運営委員会理事会に委ねられた。
団長幹事長会議では、減税側の報告に対して、各会派から河合議員が勧告に応じずに議員辞職しなかった場合、会派としての責任を求める声が相次いだ。
最終的に河合議員が辞職するまで会派として説得し、応じるまで決議案を出し続けることを約束。さらに、二十四日の団長会議までに執行部刷新を含めた会派の責任を明確化することを求める方針が決まった。浅井康正団長は「河合議員が辞めるまで努力したい」と語った。
河合議員は三日に会派を除名され一人会派「無所属クラブ」を結成。七日に政務調査費交付申請書を議会事務局に提出した。支給額は月五十万円で、来年三月までの計三百五十万円分を申請。また、五月に就任した名古屋港管理組合の市選出議員として月額一万円、議会出席ごとに日額一万円の報酬を支給されている。
河合市議への辞職勧告案に各会派賛同 - [なるぱら]名古屋市政の備忘録 @758watch #ngov
http://d.hatena.ne.jp/nagoya_ac/20120818/1345251352