運用の妙は一心に存す
―運用之妙乎一心―
- [原文](宋史 巻365 岳飛傳)
- 陣而後戰、兵法之常、運用之妙、存乎一心。
- [書き下し文]
- 陣して後に戦うは兵法の常なり。運用の妙は一心に存す。
- [原文の語訳]
- 陣をしいてから戦うのは兵法の常識だ。それをどう運用するかは心一つにある。
- [解釈]
- 戦術は誰でも覚えているものなので条件は同じ、それを臨機応変に用いていかに相手を上回るかが肝心。
- 勉強や学習をしたうえで、その知識を実践し活用、応用できるように。
- 基本を抑えた上で、その人独自の工夫を加える事で独特のモノができあがるのです。
- 特にこのような古典では、読んだ人によって受け取り方が違ってきます。どのように解釈して自分のものにして実践していくかは自分次第です。
- [参考]
- 慣用句辞典 うわ~うん
- 中国人物伝 第3巻:大王朝の興亡 隋・唐―宋・元:新書中心主義:So-net blog
[中国古典一日一言]
今日の一言は「中国古典一日一言」守屋洋(著)から、同月同日の一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。
コメント受付中です どなたでもコメントできますがスパム対策を施しています
[ブログ]「知識の活用はその人次第 」運用之妙乎一心 http://t.co/pzBLhEyCxd
Masakatsu Yamaguchi liked this on Facebook.
舟橋猛 liked this on Facebook.
佐橋亜子 liked this on Facebook.