時に安んじて順に処れば、哀楽入るに能わず
―安時而処順、哀楽不能入也―
- [原文](荘子)
- 安時而処順、哀楽不能入也。
- [書き下し文]
- 時に安んじて順に処(お)れば、哀楽入るに能わず。
- [原文の語訳]
- 時の流れに身を任せ、自然の流れに逆らわぬように生きれば、哀しくもないし、楽しくも無い。
- [解釈]
- 「無為自然」でしょうか。自然の流れに身を任せていれば、悲しみも喜びもないけど、喜怒哀楽をしない分だけの労力を省けて気を楽にできるということです。一見するとちょっとさみしい感じもしますが、のんびり過ごしている人はそういえばそんな雰囲気ではないでしょうか。
- [参考]
- 時に安んじて順に処れば、哀楽入る能わず:原文・書き下し文・意解 言葉の散歩道22 | ナオンの言葉の散歩道
[中国古典一日一言]
今日の一言は「中国古典一日一言」守屋洋(著)から、同月同日の一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。
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