「心配するにもまず正しい情報収集と分析を」杞憂

杞憂

―杞憂―

[原文](列子 天瑞)
杞憂
[書き下し文]
杞憂(きゆう)
[原文の語訳]
杞の人が(天が崩れ落ちてきはしないかと)心配した
[解釈]
心配する必要のないことをあれこれ心配すること。取り越し苦労。が由来です。
杞憂だと言われても「絶対はない」と考えるのは悲観論者だったり臆病者なのでしょうかね。
本当に取り越し苦労なのか、実際に重要な問題なのかは、正しい情報収集と分析によらないとなかなか分からないものです。
今や社会問題となっている事柄でも、初期段階では「杞憂だよ」と流されたケースは数え切れないですよね。
今のご時世、政治家が「それは将来的にも絶対ない」という決め台詞に対する世間の反応は果たして本当に杞憂なのでしょか。
[参考]
杞憂・故事

[中国古典一日一言]

今日の一言は「中国古典一日一言」守屋洋(著)から、同月同日の一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。

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