「今日やれることは今日のうちに」勿謂今日不而有来日

謂うことなかれ 今日学ばずして来日ありと

―勿謂今日不而有来日―

[原文](古文真宝 勸學文)
勿謂今日不而有来日。勿謂今年不學而有來年。日月逝矣、歳不延我。嗚呼老矣、是誰之愆
[書き下し文]
謂うこと勿(なか)れ今日学ばずして来日(らいじつ)ありと。謂うこと勿れ今年学ばずして来年ありと。日月逝き、歳我と延びず。嗚呼老いたり、是誰の愆(あやまち)ぞや
[原文の語訳]
今日学ぶことなくして、明日があるなどと言ってはいけない。。今年学ぶことなくして、来年があるなどと言ってはいけない。年月は過ぎ、自分の年齢を延ばしてはくれない。ああ老いてしまった、これは一体誰の罪であろうかと嘆くだけだ。
[解釈]
明日になると周囲の環境や我が身がどうなるかわかりません。それを考えると「明日やる」などと先送りしていると、明日にはできない状況になってしまうかもしれません。今日やれることは今日のうちにやっておきましょう。
デッドラインを決めておかないと、いつまでたっても放置したままになりかねません。
[参考]
勧 学 の 文
株式会社飼沼(岐阜県大垣市) 各種食品、食品原料、家庭用品、雑貨などの卸売り
兵庫県加西市の個別指導塾-ナビ個別指導学院加西校ホームページ(2015年3月の記事)

[中国古典一日一言]

今日の一言は「中国古典一日一言」守屋洋(著)から、同月同日の一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。

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