「目標は大きく、取り組みは持続的に」功崇惟志、業広惟勤

功の崇きはこれ志、業の広きはこれ勤

―功崇惟志、業広惟勤―

[原文](書経 周官)
功崇惟志、業広惟勤
[書き下し文]
功の崇(たか)きはこれ志(し)、業の広きはこれ勤(きん)
[原文の語訳]
成しとげることの大きさはその人の持つ志により、その大きさは勤労によるものである
[解釈]
立派な仕事を成功させるためには、大きな目標を持つ必要があり、大きな事業を成功させるには、持続力な勤労が必要なのです
大きなことをする人は、高い志を持ち、それを達成するために並々ならぬ取り組みもしているのです。
目標を大きく定め、それに向かう計画をきちんと立てるとともに細分化して順序立てし、コツコツと目の前の小さな目標をクリアしていくことで大きな成果を生むのです。目的と手段がきちんと明確になっていないとなかなかできないですね。
昨日の「愚公、山を移す」も同じような意味合いですね。
[参考]
思想|東京リーシングと土地活用戦記
「功崇惟志」|マグネシウム加工のスペシャリスト(株)イケダ

[中国古典一日一言]

今日の一言は「中国古典一日一言」守屋洋(著)から、同月同日の一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。

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