「何事もほどほどに」知足不辱、知止不殆

足るを知れば辱められず、止まるを知れば殆うからず

―知足不辱、知止不殆―

[原文](老子 立戒第四十四章)
知足不辱、知止不殆
[書き下し文]
足るを知れば辱められず、止まるを知れば殆うからず
[原文の語訳]
控え目にしていれば辱を受けない。とどまることを心得ていれば危険はない
[解釈]
欲張らず深追いし過ぎなければ、軽蔑されたり困ることはないということです。
目の前の利益だけに囚われてガツガツ行き過ぎると、周りがひいたり警戒されてしまい、結果、自分で自分の首を締めかねません。
新たなルールや罰則にしても、それまで自由であっても特に問題なかったことが、度を越す行為が横行することによって締め付け、取り締まなければいけなくなってしまった結果です。
度を越すと手痛いしっぺ返しがあるのです。
[参考]
足るを知れば辱(はずかし)められず・・・ | お気楽コラム | 心のともしび 鹿児島教区懇談会
知足不辱、知止不殆、可以長久。 立戒第四十四:

[中国古典一日一言]

今日の一言は「中国古典一日一言」守屋洋(著)から、同月同日の一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。

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