「控えめに」静以脩身、倹以養徳

静以て身を脩め、倹以て徳を養う

―静以脩身、倹以養徳―

[原文](小学)
夫君子之行、静以脩身、倹以養徳
[書き下し文]
君子の行(こう)は、静以て身を脩め、倹以て徳を養う
[原文の語訳]
君子の行いは、身を修めるのに静をもってし、徳を養うには倹をもってする
[解釈]
心を落ち着かせた「平静」の状態で修身することを心がけ、徳を養うには控えめに振る舞い「慎み」を大事にするということです。
動いている状態ではなかなか心は落ち着きません。どっしりと構え、瞑想にふけるまで落ち着けることができるとよいのではないでしょうか。
余計なことに脇目もふらず黙々と打ち込む姿は周りにも影響を及ぼすもの。
我欲が強すぎてガツガツするトップには困りものです。
[参考]
諸葛亮(孔明) 子を戒める書(誡子書) : 共に 楽しい人生へ

[中国古典一日一言]

平成27年(2015年)5月1日から平成28年(2016年)4月30日までの今日の一言は「中国古典一日一言」守屋洋(著)から、同月同日の一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。

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