勇に恃みて謀り無し故なり
―恃勇無謀故也―
- [原文](三国志 魏書 郭嘉伝)
- 恃勇無謀故也。
- [書き下し文]
- 勇に恃(たの)みて謀り無し故なり。
- [原文の語訳]
- 武勇に頼って、謀がなかったからである。
- [解釈]
- 武勇一辺倒で策謀に無頓着なのが原因、項羽はそれで一度の敗戦で滅亡したということです。
- せっかくの能力も計画性がなければ適時適切に発揮することはできません。
- キラーアイテム一つだけではやがて後発に飲み込まれる危険性があります。後に続く商品の開発や新規客層の開拓などの経営戦略をきちんとしておかなければ行き詰まってしまいます。
- カリスマ性をもっていても長期的な展望や具体的な施策を打ち出せないようでは、本人は生き残れても組織はいずれ衰退してしまいます。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
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