「朝のひと時を大事に」盛年不重来

盛年重ねて来らず

―盛年不重来―

[原文](勸学)
盛年不重来、一日難再晨。
[書き下し文]
盛年重ねて来らず、一日再び晨(あした)なり難し。
[原文の語訳]
若い盛りは二度とはやってこない、一日に二度の夜明けはない。
[解釈]
時間は取り戻すことはできません。若いころを懐かしむ場面は幾度と無く訪れますね。
「老いてますます元気」とも言いますが、明日は今日よりも老いているのも事実ですから無駄に過ごさないようにしたいものです。
起きて少し時間が経過した時がもっとも頭が冴えるといいます。そう考えると基本的に睡眠から目覚める機会は一日に一度しかない訳ですし、昼寝をしても早朝のような静けさはなく周りの雑踏音があります。朝、起きがけに自分時間を持ちたいですね。
[参考]
盛年重ねて来らず(セイネンカサネテキタラズ)とは – コトバンク

[中国古典一日一言]

平成27年(2015年)5月1日から平成28年(2016年)4月30日までの今日の一言は「中国古典一日一言」守屋洋(著)から、同月同日の一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。

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