「影の功労者がいる」一将功成万骨枯

一将功成りて万骨枯る

―一将功成万骨枯―

[原文](己亥歳)
一将功成万骨枯
[書き下し文]
一将功成りて万骨枯る
[原文の語訳]
一人の将軍が功績をあげた陰には、多くの兵士が犠牲となっている
[解釈]
成功者ばかりが脚光を浴びますが、その陰には功労者がいるものです。
できる人は部下や仲間に対する慰労の念を忘れません。
組織でもリーダーだけでなく、まずチーム全体を評価しなければいけません。その上で個々にリーダーシップ、功績など数字に出にくい点を評価できると意気も上がるでしょう。
成功は他者に譲り、責任は自分がとる気概を持ちたいものです。
スポーツ選手でも脚光を浴びるのは選手だけですが、その周りにはコーチや健康管理をしてくれる人などのチームがあってこそなのです。
現代において、ふぐの毒や毒キノコなどを食べずにすむには先人の犠牲があったからなのです。
[参考]
一将功成りて万骨枯る – 故事ことわざ辞典

[人を動かす名言名句集―21世紀に生きる]

平成28年(2016年)9月1日からの今日の一言は「人を動かす名言名句集―21世紀に生きる」からの一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。

[中国古典一日一言]

平成27年(2015年)5月1日から平成28年(2016年)4月30日までの今日の一言は「中国古典一日一言」守屋洋(著)から、同月同日の一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。

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