軽く人を論じる勿れ、軽く事を説く勿れ
―勿軽論人、勿軽説事―
- [原文](三国志 魏書 李通伝)
- 勿輕論人、勿輕說事。
- [書き下し文]
- 軽く人を論じる勿(なか)れ、軽く事を説く勿れ。
- [原文の語訳]
- 軽々しく人物を論じてはいけないし、軽々しく時事を説いてはいけない。。
- [解釈]
- 慎重さを重視するのであれば、安易に人物評や時事論評をしてはいけないということです。
- 表面上だけをかすみとって批評、評論をするようでは、後で後悔したり禍根を残しかねません。
- その人が実は目立ってはいないところで非常に評価すべきことを行っているのに、表面上だけで勝手に判断し、評価してしまうことがあったりします。
- 一品だけをしかも少し食べただけで、その店の全ての味を知ったかのように評価しないように注意したいものです。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
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