「表裏ある人は極端」面誉者、背必非

面に誉むる者は、背に必ず非る

―面誉者、背必非―

[原文](省心録)
面誉者、背必非
[書き下し文]
面に誉むる者は、背に必ず非る
[原文の語訳]
表立って褒める者は、裏では必ず批判している
[解釈]
本人の前で褒めまくる人は、たいがい陰口を叩いているということです。
へりくだってお世辞をいわれると気分が良くなるものです。それをウラで「調子に乗っている」と誹られているかもしれません。
調子の良いことを言われても気を緩めず許さず、相手の人物像をしっかり評価する必要がありますね。
できる人は例えそういう人がいて、陰口を叩いたとしても、それを聞く周りが冷静な耳をもって取り合わないものです。
店では「美味しい美味しい」と言ってくれているけど、外では「あそこは…」と言われているかもということです。
[参考]
誉める人には注意|オーストラリア・パース在住漫画家のブログ

[人を動かす名言名句集―21世紀に生きる]

平成28年(2016年)9月1日からの今日の一言は「人を動かす名言名句集―21世紀に生きる」からの一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。

[中国古典一日一言]

平成27年(2015年)5月1日から平成28年(2016年)4月30日までの今日の一言は「中国古典一日一言」守屋洋(著)から、同月同日の一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。

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