「些細なことも慎む」不矜細行、終累大徳

細行を矜まざれば、終に大徳を累わす

―不矜細行、終累大徳―

[原文](書経 旅獒)
不矜細行、終累大徳
[書き下し文]
細行(さいこう)を矜(つつし)まざれば、終に大徳(だいとく)を累(わずら)わす
[原文の語訳]
些細な行いでも慎しまなければ、最後に徳に大きな影響をおよぼす
[解釈]
これくらいはいいだろうという行為が、やがて大きな影響を与えることになる。軽率な行動はいけないということです。
友人と悪ノリした言動が、後の人生に大きく影を落とすことになりかねません。
見て見ぬ振りをしたことが、後で大きな禍を起こすこともあります。
[参考]
細行を矜まざれば終に大徳を累わすの意味 – goo国語辞書

[人を動かす名言名句集―21世紀に生きる]

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