三公を以て其の介を易えず
―不以三公易其介―
- [原文](孟子)
- 不以三公易其介。
- [書き下し文]
- 三公を以て其の介を易(か)えず。
- [原文の語訳]
- 三公の地位に関係なく見識をかえることはなかった。
- [解釈]
- 立場に影響が出ることがあっても、自分の考えや節操を変えることはしないということです。
- 餌につられて簡単に手のひらを返したり、保身のために寝返ったりはしては信用を失いかねません。
- 肩書欲しさに発言がコロッと変わる政治家がいますね。
- 流行にのるために改革や改善は必要ですが、根幹となる部分を安易に変えてしまってはいけません。
- 保身や維持の為に柔軟に対応することは大事ですが、節度をわきまえなければいけませんね。
- [参考]
- 吉田松陰を学ぶ – Timeline | Facebook
[人を動かす名言名句集―21世紀に生きる]
平成28年(2016年)9月1日からの今日の一言は「人を動かす名言名句集―21世紀に生きる」からの一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。
[中国古典一日一言]
平成27年(2015年)5月1日から平成28年(2016年)4月30日までの今日の一言は「中国古典一日一言」守屋洋(著)から、同月同日の一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。
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