人の其の言を易えるは、耳に責無し
―人之易其言也、無責耳矣―
- [原文](孟子)
- 人之易其言也、無責耳矣。
- [書き下し文]
- 人の其の言を易(か)えるは、耳に責無し。
- [原文の語訳]
- 人の言葉が変遷するのは、責任を持たないからである。
- [解釈]
- 軽口をたたいたり、ころころと言うことを変えるような人は、発言に責任を持たないからだということです。
- 自分に責任はないと思っているから安易な言葉を口にしてしまうのです。方針を頻繁に変えるのも同じですね。
- できる人は自らの言葉に責任をもっています。
- 思いつきや安易な考えで唐突に言い出すトップには困りものです。
- [参考]
- 『孟子』離婁章句上(22)-人の其の言を易えるは、耳に責無し- | 漢文無手勝流
[人を動かす名言名句集―21世紀に生きる]
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[中国古典一日一言]
平成27年(2015年)5月1日から平成28年(2016年)4月30日までの今日の一言は「中国古典一日一言」守屋洋(著)から、同月同日の一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。
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