「相手の虚をつく」撃其懈怠、出其空虚

其の懈怠に攻撃し、其の空虚に出ずる

―撃其懈怠、出其空虚―

[原文](孫子)
撃其懈怠、出其空虚
[書き下し文]
其の懈怠(けたい)に攻撃し、其の空虚に出ずる
[原文の語訳]
油断しているところを攻撃し、警戒していないところに出る
[解釈]
勝利に向けては相手が無防備なところを攻めろということです。
準備ができてないところを攻めることで相手を動揺や混乱させることができます。サプライズ企画も相手が油断しているところで実行することで効果がより大きくなりますね。
意表をつくためには、あらかじめウラをかく相手のことを知っておく必要があります。そのためには情報収集が重要になってきますね。
違う切り口でアピールすることで相手の虚をつくことができれば、その第一印象で相手を虜にすることができるのです。
[参考]
週刊『孫子兵法』徹底ガイド:攻其無備、 出其不意

[人を動かす名言名句集―21世紀に生きる]

平成28年(2016年)9月1日からの今日の一言は「人を動かす名言名句集―21世紀に生きる」からの一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。

[中国古典一日一言]

平成27年(2015年)5月1日から平成28年(2016年)4月30日までの今日の一言は「中国古典一日一言」守屋洋(著)から、同月同日の一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。

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