いずくんぞ巣毀れて卵破らずものあるか
―安有巢毀而卵不破者乎―
- [原文](三国志 魏書 崔琰伝)
- 安有巢毀而卵不破者乎。
- [書き下し文]
- いずくんぞ巣毀れて卵破らずものあるか。
- [原文の語訳]
- どうして巣が壊されて卵が破れずにいられようか。
- [解釈]
- 巣が壊されてしまったら、中にある卵が無事でいられるはずがないということから、組織に汚名がふりかかれば、属する人も同じ類という目で見られるということです。
- 同じく禍を被れば、何かしらの悪影響が及ぶということでもあります。どんな組織であれ属するということは全員運営の一人となり、全員が運命共同体となるのです。
- 一部の人のせいで全体に不利が生じる場合があります。一人ひとりが看板を背負っている意識をきちんともちたいものです。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
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